【最新】引越し時の不用品処理を無料で行う方法!
引越し時で一番困るのが不用品の処理ですよね。
要らなくなった粗大ゴミや不用品を廃棄するには大きく分けて、以下のような5つの方法がありまます。
- リサイクルショップ・ネットオークションで買取に出す
- 友達に譲る・引き取ってもらう
- 粗大ゴミとして自治体に捨てる
- 廃品回収業者に引き取り依頼する
- 不用品回収も可能な引越し業者に依頼する
不用品だけを処理するなら、手間はかかりますが自分で指定場所までもっていく「粗大ゴミとして自治体に捨てる」方法が一番安く済むのでおすすめです。
ただ、「引越しのタイミングで不用品を処分したい!」という人や「自分で券を購入して運ぶ時間がない」という人は不用品回収も対応している引越し業者に引越しの依頼と同時に廃品回収も依頼するのが一番お得で手間もかからない方法だと思います。
というのも単純に同じ業者に引越しと不用品処理を依頼した方が二度手間にならないですし何より交渉次第でタダになる可能性が高いからです。
仮にタダでなくてもある程度の割引はしてもらえますしね。
>>不用品回収に対応している引越し業者から相見積もりをする方法はこちら
この記事では不用品回収も対応している業者についてや不用品・粗大ゴミ処理の料金など詳しく見ていきたいと思います。
不用品・粗大ゴミ処分の種類別料金
そもそも不用品・粗大ゴミの処理って絶対お金かかるの?
「エアコン」「テレビ」「冷蔵庫」「洗濯機(衣類乾燥機)」の4品目は家電リサイクル法により有料(回収運搬料、リサイクル料)で小売店・もしくは自治体に引き取ってもらう制度が義務化されています。
なので基本的に不用品・粗大ゴミを捨てる際にはお金がかかってくるということになります。
家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)は、一般家庭や事務所から排出されたエアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機などの特定家庭用機器廃棄物から、有用な部品や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律です
リサイクル法が適応される4品目の回収費用目安表
民間業者に引取依頼 |
自治体に依頼 |
引越し業者に一緒に依頼 |
|
---|---|---|---|
3000円〜5000円 |
2,484円〜 |
0円〜3000円 |
|
冷蔵庫 |
6000円〜7000円 |
3780円〜4830円 |
0円〜5000円 |
エアコン |
6000円〜12000円 |
1575円(取り外し代除く) |
0円〜12000円 |
テレビ |
4000円〜5000円 |
1836円〜2916円 |
0円〜5000円 |
※上表はあくまで目安です。※上表はリサイクル料+運搬費を加えた概算表です。※エアコンは取り外し料も加えた概算金額です。
上の表で目安を載せていますがリサイクル料や運搬量はメーカーや小売業者によって多少異なるので詳しくは「家電リサイクル券センター」で確認してください。
粗大ゴミの定義と処分の種類別料金
また上の4品目ではなくとも粗大ゴミも有料にて引き取ってもらう必要があります。
粗大ゴミとは
- 最大の辺または径が30cmを超えるもの
- 棒状で1mを超えるもの
- プラスチック・木・金属でできているもの
のことを指す場合が多いようです。
なので例えばドライヤーや30pを超えない小さめの炊飯器等は粗大ゴミではなく不燃性ゴミとして無料で廃棄することは可能です。
ただ粗大ゴミの種類や料金などは都道府県によって異なるので詳しくは「粗大ゴミ+都道府県名」で検索すると各都道府県の粗大ごみセンターのホームページがでてくるのでそちらで確認するといいかと思います。
一品目につきおよそ200円〜1500円になります。
当然ですが上の4品目や粗大ゴミをゴミ捨て場などに捨てることは不法投棄で犯罪になるので絶対行わないように気を付けてくださいね。
不法投棄に関する法律条文 廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和四十五年十二月二十五日法律第百三十七号)(投棄禁止)第十六条・・・何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない。
第二十五条・・・次の各号のいずれかに該当する者は、五年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
下に粗大ゴミの種類別の料金表を載せておきます。
粗大ゴミの種類別料金目安表
品目 |
民間業者に処分依頼 |
自治体の指定場所に置く |
引越し業者に依頼 |
---|---|---|---|
ベッド |
4700円〜5000円 |
2000円〜3000円 |
0円〜3000円 |
ソファ |
2700円〜3800円 |
700円〜1800円 |
0円〜1800円 |
電子レンジ |
2400円〜2800円 |
400円〜800円 |
0円〜800円 |
食器棚 |
2500円〜3500円 |
500円〜1500円 |
0円〜1500円 |
机 |
3000円〜4000円 |
1000円〜2000円 |
0円〜2000円 |
本棚 |
2800円〜3800円 |
800円〜1800円 |
0円〜1800円 |
掃除機 |
2200円〜2500円 |
200円〜500円 |
0円〜500円 |
※1ベッドの金額はベッドとマットレスを加えた概算です。
手っ取り早さを優先したい人は民間業者に引取依頼
上表の「業者に処分依頼」は、一般ごみ回収業者に依頼した場合の料金ですがこの場合家まで取りに来てもらうことになるので当然人件費を含む運搬費がかかってきます。
あくまで目安ですが近くの廃品回収業者に依頼したとしても「自治体の指定場所に置く」よりも2000円程度はプラスされるとみていいでしょう。
ただ民間業者に依頼すれば、日時も自由に決めれますし早ければ即日対応してくれるという便利さがあります。
なので民間のゴミ回収業者に依頼する場合は「時間がない人」、「手間なく手っ取り早く不用品を処分したい人」向けなのかなという気もします。
手間はかかるが安く済ませたい人はリサイクル券を購入し自治体に依頼
一方「自治体の指定場所に置く」は品目1点ごとに「粗大ごみ処理手数料券」を取扱店(コンビニエンスストア、郵便局など)で購入し、指定の場所に持っていく必要があります。(自宅に来てくれる場合もあります)
手間はかかりますが業者に依頼するよりも安いので不用品だけ処分する場合は利用した方がお得です。
上表でも記入していますが運搬費用がかからなくなるので各段に安くなります。
例えば電子レンジや掃除機であれば1000円以内で引き取ってくれます。
ネットで「粗大ゴミ」+「お住いの地域名」で検索すれば、お住いの粗大ゴミ受付センターの電話番号や粗大ごみ処理手数料一覧表などが出てくると思います。
ただ引越し時の不用品の処理の場合は上表でもあるように引越し業者に依頼した方が安くなるケースが多いです。
悪質な業者はマージンを取るために反対に高くする場合もあるので見積もり時にきちんと確認するようにしましょう。
引越し時の不用品・粗大ごみ処分は引越し業者に依頼するのが一番お得!
引越し時の粗大ゴミ処理は引越し業者にまとめて依頼した方が別業者に依頼する場合よりもはるかに安くなるケースが多いです。
まず運搬費や人件費がかかりません。
またこれはテクニックですが、相見積もりをしている段階で「粗大ゴミや不用品処理するモノがある」という旨を伝えておけば契約する代わりにタダにしてくれる業者も出てくると思います。
ただそのためには不用品回収を行ってくれる引越し業者同士で相見積もりすることが必須ですが。
以下に不要ゴミ回収や買取サービスを積極的に行っている業者の一覧を載せているので参考にしてみてください。
引越し業者 |
不用品処分 |
買取サービス |
---|---|---|
サカイ引越センター |
有料 |
〇 |
アート引越センター |
有料(リサイクル法が適用される4品目のみ) |
〇 |
アリさんマークの引越社 |
有料 |
〇 |
アーク引越センター |
有料 |
〇 |
ハート引越センター |
無料(一部有料) |
〇 |
日本通運 |
有料 |
× |
アップル引越センター |
有料 |
〇 |
ヤマトホームコンビニンス |
無料(一部有料) |
〇(冷蔵庫、洗濯機、家具、雑貨) |
ダック引越センター |
首都圏の一部が運搬費半額 |
首都圏の一部が運搬費半額 |
まとめ
冷蔵庫や洗濯機など要らなくなったものを有料で処分するよりかは、できれば友人に譲ったりネットオークションやリサイクルショップに売りたいですよね。
とはいえ多くの場合そんな都合よく不用品を欲しがる人はいないし、買取に出すのも相当綺麗な状態じゃないと対応してくれないのが事実です。
そこでこの記事では有料で不用品を処理することを前提としてどこに依頼すればいいのか?という観点で見てきました。
それは手軽さか安さのどちらを取るかで変わってきますが、引越し時の処分は引越し業者に依頼した方が安いということは確かです。
不用品や粗大ゴミの処分のことについて考えることは面倒ではありますがキチンと所定の手続きを済ませましょうね(^^)/